看護師 辞めたい

面倒な人に振り回されたくない看護師の為の心理学ブログ

看護師5年目で辞めました。他の仕事を転々...地獄のようなリアルなお話

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看護師は精神的に辛い部分も多い仕事ですが、手に職を持ち、安定して高い収入が得られるという点で非常にメリットの大きい職業です。

女性の平均年収では、常に同年代の女性年収よりも高い額ですし、社会的信頼度も高い仕事です。

 

でも、実際には「看護師を辞めたい」と考える看護師で溢れかえっています。

実に7割以上の人が看護師を辞めたいと思いながら続けているというアンケート調査もあります。

 

看護師が辛い仕事であるのは事実

私は、看護師を辞めたがる若手看護師さんたちに対して、先輩の立場から、仕事の大変さよりも、看護師という仕事の魅力に目を向けるように話しています。

 

どんな仕事でも、大変な事、辛い事、理不尽な事でいっぱいです。

 

それでも、この仕事で良かったと思える達成感や満足感が得られるのであれば、看護師のネガティブな面ばかりに目を向けない方が良いと思っています。

 

経験をつむと、若手の頃に辛い思いしていたのも、遠い過去のように感じます。

若手〜5年目くらいの期間を乗り切れば、今度は若手看護師を見た時には、私はそんなに苦しんでいたのかなーみたいな感じますよ。

 

愚痴を言いながらも頑張れるなら続けた方が良いという話

ここでは、看護師の仕事の魅力になかなか気づけずに5年で辞めてしまい、別の仕事に転職したものの、新しい仕事がなかなか上手くいかずに、職を転々として、最終的には地獄のような人生を歩んでしまった人の話を紹介します。

 

個人を特定できないように、細かい部分については一部省略している部分もありますが、内容そのもに変更は加えていません。

看護師を辞めるべきか、続けるべきかで悩む看護師5年目前後の皆さんへのアドバイスになると嬉しいです。

 

看護師5年目で看護師を辞めた20代女性の話

看護師になるまでの話

看護師1年目から、ずっとずっと看護師を辞めたいと思いながら、1年1年を過ごして、なんとか5年目までは続けた看護師Bさんのお話です。

 

看護師を目指すきっかけは、親からの助言によるものでした。

親から「看護師は良い仕事だから、看護師になりなさい。」と言われたために、何となく看護師を目指すようになっていました。

 

無事に看護師になるまで、本当に看護師が合っているのかは分からなかったけど、同級生との関係も良かったし、成績も上位の方でした。

 

同級生の中には、看護師になりたい熱が強い人もいて、熱い気持ちのない彼女は看護師になったらダメなのかな、、、なんて思う事もあったようですが、

周囲からは、「実際に働いてみないと、合っている・合っていない、そんな事分からないよ!」と言われていたので、

「そりゃ、そうだよな。」くらいで、あまり難しく考えてはいなかったようです。

 

試験などを落とす事もなく、成績上位で卒業し、無事に看護師の資格を取得します。

 

 

看護師になってからの話

彼女は、地元の総合病院に就職しました。

毎年、定期的に私が卒業した看護学校に数名の求人がくるので、地元では大きな病院だし、ここが一番良いだろう!って事で応募し、就職しました。

 

職場の同期は10名ほどで、学校の同級生も数名、他の学校の看護師もいます。

最初は研修のような形で、1週間ごとに持ち回りを変えながら、業務を学んだり、新人研修を受けるような流れでした。

 

半年を過ぎたあたりで、それぞれの配属科が決まり、Bさんは内科病棟となります。

 

この頃までは、「看護師が好きかどうか分からない」というくらいでしたが、少しずつ「看護師を辞めたい」と思うようになっていきます。

 

先輩からの新人教育

Bさんから仕事熱や一生懸命さを感じなかった先輩達からは、どうしてもBさんに対する風あたりが強くなってしまったようです。

 

ただ、Bさんはもともと能力は高い方だったので、上手くこなしながら、新人時代は特に問題なく乗り切ります。

しかし、この時から、周囲(特に先輩)の看護師との関係にズレが出はじめます。

 

同業者には厳しい先輩看護師

看護師の特徴として、同じ医療スタッフや、看護師、看護師の後輩に、厳しい側面があります。

 

Bさんにとって、「私は看護師に合っていない。もう辞める。」と決心する事になる大きなきっかけは、

 

Bさんが夜勤の時に限って、ステルベンが重なる事があり、夜勤で行うべき業務が完了できていない事がありました。病棟の人手が足りていない状態もあり、激務の状態でした。

 

ついつい、なんで私の時だけ、「こんなに大変なのかな?」という感じで愚痴をもらしたところに、厳しい先輩から、看護師としての心構えについて、強めのおしかりを受けました。

 

ここでは、Bさんがどういった事を口走ったのかを説明しませんが、感情的になって不適切な言動が含まれていたのは事実です。

すると、「あなたは、看護師に向いていない。辞めた方がいい。」と先輩看護師から厳しく言われます。

自分でも「合っていない」と思っていたところに、そう言われたのでBさんの心に強く突き刺さってしまうのです。

これからしばらくして、Bさんは、他の仕事や転職先や探す事なく、「退職願」を提出し、看護師を辞める事になります。

 

 

看護師を辞めて、カフェの店員に

すぐに次の仕事が決まったわけではなかったのですが、これまで働いて貯めた貯金があったので、少しずつ切り崩しながら次の仕事を探しました。

最初のうちは自由な時間を手に入れる事ができて、無理して頑張っていた状態から解放されて、「看護師辞めて良かった」って思っていたそうです。

 

もともと飲食業に興味があったそうで、未経験だけど、せっかく一度切りの人生だから挑戦してみようと思い、カフェの店員求人募集に応募します。

 

給料は看護師時代から大幅ダウンですが、好きな仕事をする喜びの方が重要だと思っていたので、そこまで深く考えきれていませんでした。

 

税金の支払いや、社会保険に加入できず国保の支払い、想定していたよりも低い年収

 

看護師を辞めてから、生きていくためのお金の大変さに気づくようになります。

でも、生活レベルを落とす事ができなかったBさんは、看護師時代に貯めた貯金を切り崩して生活していたのです。

 

みるみるうちに減っていく通帳の残高ですが、

 

啖呵を切って看護師を辞めたので、余計なプライドが働き、「看護師には戻れない。」

 となっていました。

 

特別な資格もなしに、高年収を希望

 看護師時代の年収は450万円を超えていましたが、今では年収200万円と少しです。

ほぼ半分となってしまった年収で、これまでと同じ生活レベルを維持していれば、自ずと足りなくなっていきます。

 

看護師時代と同じくらいの年収が欲しいから転職も考えましたが、どこも今の職場と似たり寄ったりです。

特別な資格を持っていないのに、高年収を希望したBさんは、徐々に夜の道へと入っていく事になります。

 

飲み屋、風俗関連の仕事をする看護師は多い

他人の裸を見る事になれている看護師経験者は、看護師を辞めたあとに風俗の道に進む人が毎年一定数存在しています。

理由は各々にあるとは思いますが、看護師時代に入浴介助や、オムツ交換など、他人の裸を見たり、汚物の処理に慣れているので、風俗への抵抗が、他の業種の人によりも低い傾向にあります。

まさにBさんも、そのパターンでした。

 

「風俗で稼ぐ事が悪い事」という価値感ではなく、

「看護師として働いていれば、その道にいく必要はなかった。」という事です。

 

これが伝わるでしょうか。

 

世の中には、その方法を選ぶしか無かったという人も大勢います。

でもBさんは、その方法を選ぶしか無い方向に自ら歩みを進めたのです。

 

一度道を大きくずれると、軌道修正はかなり難しくなります。

 

そして、これまで感じていなかった「看護師の仕事の魅力や有り難み」ばかりを感じるようになります。

 

看護師を辞めたくなったら、看護師の悪い面ばかりを見ている自分に気づき、看護師の仕事の魅力に目を向けられるように、自分で自分をコントロールしてみてください。

 

看護師を辞める人の多くが、人間関係

看護師の仕事を辞めたくなる多くの理由が、「人間関係がイヤで辞めた」です。

 

もし、「看護師の仕事自体が嫌いになって辞めたかったわけではない」という場合は、看護師を完全に辞めるのではなく、他の病院や施設を探してみて、働きやすい職場を探してみてはどうかと思います。

 

看護師を辞めたあと、復職までの時間をかけた多くの看護師が、潜在看護師として復職できずにいます。

 

Bさんのその後については、私は分かりません。

先輩後輩として色々と相談に乗っている時期もありましたが、今は音信不通の状態です。

どこかで、看護師に戻れている事を願っています。